代表挨拶
はじめまして。
よつや国際特許事務所代表の、菊地保宏と申します。
皆様は弁理士と聞いてどのようなイメージをもたれるでしょうか?
弁理士とはいかなる人でしょうか。私は、弁理士とは発明者が創出したアイデアを育てる職人であるべきと思うのです。
職人とは、自ら身につけた熟練した技術により、手作業で物を作り出す人です。特許出願の際に提出する特許明細書の作成は、まさしく「職人」の仕事です。なぜなら、発明者のアイデアをくまなく抽出し、正確に文章及び図面に書き記すことは、まさしく手作業であり熟練した技術を必要とするからです。同一の発明であっても、その発明を理解し、表現する者が異なれば、その内容は必然的に異なってきます。
私の祖父及び父は、東京の下町で職人をしていました。正直、幼少のころは、自宅兼用の小さな工場で働く祖父や父を恰好いいとは感じられず、大企業に勤めるホワイトカラーを夢見ていました。しかし、そんな自分も一旦は企業に勤めた後、縁あって小さな特許事務所を開業するに至りました。勿論、一国一城の主への憧れはあったのですが、それに加えて祖父や父と同様、自分の中に職人気質があったのかもしれません。
「利他の精神で多くの人々を喜ばせ、幸せにすること」
これが私たちの理念です。
アイデア育成の職人として、いつかあなたのアイデア具現化をサポートさせていただける
日が来ることを、心から願っております。
よつや国際特許事務所
代表 菊地保宏